インテグラル

1部 企業情報

  • 第一部【企業情報】

    本有価証券報告書における関係会社の範囲

    当社は、日本国内の上場企業・非上場企業等を対象とした独立系プライベートエクイティ(以下、「PE」という。)投資会社として2007年9月に創業し、以来自己資金・ファンド資金の両方を用いた独自のハイブリッド投資により、長期的視野に立ったPE投資を行っております。また、新たな事業として、2024年11月から不動産投資事業、2025年3月からグローバルテック・グロース投資事業を開始いたしました。

     

    当社グループは、多数のアセットクラスに投資を行うファンドの運用会社として、外部の投資家が出資する組合、当社の役職員が出資する組合及び投資案件のストラクチャー上、個別の投資先に出資するために設立した組合等、複数の投資事業有限責任組合及びリミテッド・パートナーシップの運用を行っております。

     

    当社の連結財務諸表は国際会計基準(以下、「IFRS会計基準」という。)に準拠して作成しており、連結の範囲についてIFRS会計基準に準拠して決定しておりますが、当社はIFRS第10号「連結財務諸表」(以下、「IFRS第10号」という。)が定める投資企業に該当いたします。投資企業の定義を満たす企業は、IFRS第10号により、投資関連サービス(アドバイザリーサービス、管理サービス等)を提供する投資企業ではない子会社を除くすべての子会社に対する投資を、純損益を通じて公正価値で評価することが要求されています。従って、当社が過半数以上の株式や持分を保有するなどで支配している子会社であっても、当社の連結財務諸表上では連結の対象とはせず純損益を通じて公正価値で評価を行っている子会社が複数存在しております。

     

    PE投資事業の個別投資先のうち、当社グループが20%以上の議決権を保有する会社は株式会社ヨウジヤマモトとイトキン株式会社の2社となります。当社グループは、イトキン株式会社に対して主に当社による直接投資を行っており、株式会社ヨウジヤマモトに対しては当社の子会社であるインテグラル・ブランズ株式会社を通じて投資を行っております。インテグラル・ブランズ株式会社はIFRS第10号に定める投資企業に該当する子会社であるため、インテグラル・ブランズ株式会社及びその投資先である株式会社ヨウジヤマモト並びにイトキン株式会社を公正価値で測定し連結財務諸表へ計上しております。なお、PE投資事業の投資を実行するにあたって組成した子会社に該当する一部の投資ビークル及び役職員出資ビークルにつきましても、同様に、公正価値で測定し連結財務諸表へ計上しております。

     

    不動産投資事業及びグローバルテック・グロース投資事業においても、両事業における当社の主たる子会社であるインテグラル・リアルエステート株式会社及びインテグラル・グローバルテック・パートナーズ株式会社等は、投資関連サービスを提供する子会社となるため連結の範囲に含めておりますが、投資を実行するにあたって組成した子会社に該当する一部の投資ビークル及び役職員出資ビークルについては、PE投資事業と同様に、公正価値で測定し連結財務諸表へ計上しております。

     

    当社の連結財務諸表における連結対象となる子会社及び純損益を通じて公正価値で評価する子会社の範囲は下記の「グループストラクチャー図」及び「当社のグループ会社及び当社グループが運用するファンド一覧」をご参照ください。

     

    [当社のグループストラクチャー図(2025年12月31日時点)]

    画像は省略されています

    (注)インテグラル・パートナーズ株式会社は、複数のファンドのGPのため、上記図内では便宜上複数で記載

     

    当社の連結子会社はインテグラル・ブランズ株式会社(図内の⑥)からグループ内借入を行っております。日本基準に基づく連結財務諸表ではグループ内の借入金は相殺消去されるため、連結財務諸表上に当該借入金は計上されませんが、上記のとおり、当社の連結財務諸表はIFRS会計基準に準拠して作成されており、またインテグラル・ブランズ株式会社は公正価値で評価している子会社に該当するため、当社の連結子会社及びインテグラル・ブランズ株式会社間のグループ内借入金について相殺消去を行っておらず、当社の連結財政状態計算書上では「公正価値で評価している子会社からの借入金」として計上されております。

    また、当社は役職員が出資する一部のファンドへ貸付を行っておりますが、当該ファンドは公正価値で評価している子会社に該当するため、上記の「公正価値で評価している子会社からの借入金」同様に相殺消去を行っておらず、当社の連結財政状態計算書上では「公正価値で評価している子会社への貸付金」として計上されております。

     

    [当社のグループ会社及び当社グループが運用するファンド一覧(2025年12月31日時点)]

     

    会社名

    連結財務諸表に

    おける位置づけ

    グループ会社・ファンドの役割

    インテグラル(株)

    提出会社

    -

    インテグラル・パートナーズ(株)

    連結子会社

    PE投資を行うファンド等の無限責任組合員又はゼネラルパートナー(以下、「GP」という。)となり、ファンドの運用を行う子会社

    Integral Partners(Cayman) Ⅱ(A) Limited

    Innovation Partners Alpha Limited

    Innovation Partners Alpha IV Ltd.

    Initiative Partners Delta IV Ltd.

    Innovation Partners Alpha V Ltd.

    Initiative Partners Delta V Ltd.

    Infinity Partners Gamma V Ltd.

    インテグラルTeam(株)

    連結子会社

    PE投資の個別案件の投資実行にあたり、シェアファイナンスの利用や共同投資を受け入れること等を目的とするファンド(SPV)のGPを務めることを目的に設立した子会社

    イーストパートナーズ(株)

    SDRS1インテグラル(株)

    SDRS2インテグラル(株)

    Northインテグラル1(株)

    Northインテグラル2(株)

    Tokyo-1 GP(株)

    Tokyo-2 GP(株)

    Ringインテグラル1(株)

    Ringインテグラル2(株)

    Atagoインテグラル1(株)

    Atagoインテグラル2(株)

    IAT Partners Ltd.

    West Partners Ltd.

    IA SDRS Partners Ltd.

    IA North Partners Ltd.

    ID North Partners Ltd.

    Tokyo-3 GP Ltd.

    Tokyo-4 GP Ltd.

    IA Ring Partners Ltd.

    IB Ring Partners Ltd.

    ID Ring Partners Ltd.

    IG Ring Partners Ltd.

    IA Atago Partners Ltd.

    ID Atago Partners Ltd.

    IG Atago Partners Ltd.

    インテグラル2号GP投資事業有限責任組合

    公正価値で測定する
    子会社

    PE投資事業の役職員が出資し、投資利益の一部を役職員に配分することにより、役職員にインセンティブを付与することを目的として設立したファンド

    インテグラル3号GP投資事業有限責任組合

    インテグラル4号GP投資事業有限責任組合

    インテグラル5号GP投資事業有限責任組合

    ICT5投資事業組合

    Innovation Alpha IV Special L.P.

    SDRS1投資事業有限責任組合

    公正価値で測定する
    子会社

    ③の子会社がGPとなり、主として①からの資金を集め、PE投資の最終的な投資先企業に投資するファンド

    SDRSインテグラル1投資事業有限責任組合

    North1投資事業有限責任組合

    Northインテグラル1投資事業有限責任組合

    TCS-1投資事業有限責任組合

    Ring1投資事業有限責任組合

    Ring1インテグラル投資事業有限責任組合

    Atago1投資事業有限責任組合

    Atago1インテグラル投資事業有限責任組合

    インテグラル・ブランズ(株)

    公正価値で測定する
    子会社

    PE投資の個別投資先の株式を保有するための子会社

    インテグラル2号投資事業有限責任組合

    子会社ではない

    ファンド

    PE投資において、当社グループがGPとなり、外部の投資家である有限責任組合員又はリミテッドパートナー(以下、「LP」又は「LP投資家」という。)から資金を集め、複数の最終的な投資先企業に投資するファンド

    インテグラル3号投資事業有限責任組合

    インテグラル4号投資事業有限責任組合

    インテグラル5号投資事業有限責任組合

    Integral Fund Ⅱ (A) L.P.

    Innovation Alpha L.P.

    Innovation Alpha IV L.P.

    Initiative Delta IV L.P.

    Innovation Alpha V L.P.

    Initiative Delta V L.P.

    Infinity Gamma V L.P.

    Team投資事業有限責任組合

    子会社ではない

    ファンド

    ③の子会社がGPとなり、主として⑧のファンドや共同投資家からの資金を集め、PE投資における最終的な投資先企業に投資するファンド

    インテグラルTeam投資事業有限責任組合

    SDRS2-HD-A投資事業有限責任組合

    SDRS2-HD-B投資事業有限責任組合

    SDRS2投資事業有限責任組合

    SDRSインテグラル2投資事業有限責任組合

    North2投資事業有限責任組合

    Northインテグラル2投資事業有限責任組合

    TCS-2投資事業有限責任組合

    Ring2投資事業有限責任組合

    Ringインテグラル2投資事業有限責任組合

    Atago2投資事業有限責任組合

    Atagoインテグラル2投資事業有限責任組合

    IAT L.P.

    Innovation Alpha Team L.P.

    IA SDRS L.P.

    Innovation Alpha SDRS L.P.

    IA North L.P.

    Innovation Alpha North L.P.

    ID North L.P.

    Initiative Delta North L.P.

    TCS-3 L.P.

    TCS-4 L.P.

    IA Ring L.P.

    Innovation Alpha Ring L.P.

    IB Ring L.P.

    Insight Beta Ring L.P.

    ID Ring L.P.

    Initiative Delta Ring L.P.

    IG Ring L.P.

    Infinity Gamma Ring L.P.

    IA Atago L.P.

    Innovation Alpha Atago L.P.

    ID Atago L.P.

    Initiative Delta Atago L.P.

    IG Atago L.P.

    Infinity Gamma Atago L.P.

    インテグラル・リアルエステート(株)

    連結子会社

    不動産投資を行うファンドのGPとなり、ファンドの運用を行う子会社

    インテグラル・リアルエステート1号役職員投資事業有限責任組合

    公正価値で測定する

    子会社

    不動産投資事業の役職員が出資し、投資利益の一部を役職員に配分することにより、役職員にインセンティブを付与することを目的として設立したファンド

    インテグラル・リアルエステート1号投資事業有限責任組合

    公正価値で測定する

    子会社

    不動産投資において、当社グループがGPとなり、外部の投資家であるLP投資家から資金を集め、複数の投資先アセットに投資するファンド

    インテグラル・グローバルテック・パートナーズ(株)

    連結子会社

    グローバルテック・グロース投資ファンドへの投資を行う子会社

    Innovation GlobalTech Partners Alpha GP Ltd

    連結子会社

    グローバルテック・グロース投資を行うファンドのGPとなり、ファンドの運用を行う子会社

    Innovation GlobalTech Partners Alpha LP

    公正価値で測定する

    子会社

    グローバルテック・グロース投資において、当社グループがGPとなり運用するファンドで、複数の投資先に投資するファンド

    Granite Integral Investments

    公正価値で評価する
    共同支配企業

    グローバルテック・グロース投資において、当社の持分法を適用した共同支配企業がGPとなり運用するファンドで、複数の投資先に投資するファンド

     

    注1:「第1 企業の概況 4 関係会社の状況」において、連結子会社及び公正価値で測定している子会社の詳細な情報を記載しております。また、上記には2025年12月31日時点で清算予定の会社及び組合、不動産投資事業の個別投資案件のために設立した特定目的会社、グローバルテック・グロース投資事業における持分法を適用した共同支配会社、グループ統括会社への移行に向けて設立された準備会社を含む機能子会社は含めておりません。

     

    [PE投資事業及び不動産投資事業で運用するファンドの総称]

    総称

    ファンド名

    2号ファンドシリーズ

    インテグラル2号投資事業有限責任組合

    Integral Fund II (A) L.P.

    3号ファンドシリーズ

    インテグラル3号投資事業有限責任組合

    Innovation Alpha L.P.

    4号ファンドシリーズ

    インテグラル4号投資事業有限責任組合

    Innovation Alpha IV L.P.

    Initiative Delta IV L.P.

    5号ファンドシリーズ

    インテグラル5号投資事業有限責任組合

    Innovation Alpha V L.P.

    Initiative Delta V L.P.

    Infinity Gamma V L.P.

    不動産1号ファンド

    インテグラル・リアルエステート1号投資事業有限責任組合

     

     

    [組合等及び組合員等に関する説明]

    用語

    説明

    投資事業有限責任組合 / リミテッド・パートナーシップ

    投資事業有限責任組合とは、投資事業有限責任組合契約に関する法律に基づいて設立される、投資家が出資金の範囲で責任を負う事業組織のことであり、いわゆる「ファンド」を指します。リミテッド・パートナーシップは、ケイマン諸島の法律・規制に基づいて設立される投資事業有限責任組合と類似する事業組織であり、当社グループが投資事業有限責任組合とともに運用を行うものです。

    無限責任組合員 / ゼネラルパートナー

    無限責任組合員及びゼネラルパートナーとは、ファンドの運用に対して無限責任を負う組合員を指します。当社グループのファンドにおいては、投資・Exit等の意思決定を行い、ファンド運用に関する一切の権限を有しており、ファンド運用の対価として、組合から管理報酬を受領します。当社グループが運用するファンドにおいては、当社の子会社又は役職員が出資を行う投資事業有限責任組合がGPを務めております。

    有限責任組合員 / リミテッドパートナー

    有限責任組合員及びリミテッドパートナーとは、ファンド運用に関する権限を持たず、その責任はファンドに出資した金額を上限とする組合員を指します。当社グループが運用するファンドにおいては、国内・海外の機関投資家となります。